2019年01月21日

千葉県の流山の地名と上毛

千葉県流山市の赤城山(海抜15メートル)の山頂には、赤城神社が祀られています。

神社の鳥居には、大きなしめ縄があります。

赤城神社は、江戸自体には正一位という神格を受けた由緒ある神社で、近ごろはパワースポットとして人気があります。


<流山の地名の由来>
神社にある案内板には、次のように書かれています。

赤城神社の石碑には、上州(群馬県)の赤城山が噴火し、土塊がここに流れ着いたと記されており、”山が流れてきた”から流山という地名がついたという伝説があります。また、別の言い伝えによれば、上州の赤城山のお札が流れ着いたともいい、赤城山は、流山の由来となる面白い伝説がある地です。


群馬県の赤城山を御神体として祀っているのが、同じ名前の赤城神社です。

御祭神は、大国主神(おおくにぬしのかみ)、磐筒男神(いわつつおのかみ)、磐筒女神(いわつつめのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)の四柱です。

また、大山祇神(おおやまづみのかみ)と徳川家康公が合祀されています。

流山の赤城神社は、上州の赤城神社の分霊として大国主神(=大己貴命(おおなむちのみこと))をお祀りしています。

上州の赤城神社の末社は約300社もあります。

上州の赤城山は、気象庁によれば、1251年に噴火した記録が残っているそうです。

しかし、記録に対応する噴出物は発見されていないとのこと。

1251年の噴火は山火事であるという説がある一方で、別の歴史記録が発見・報告されているそうです。

今後の研究に期待したいですね。



Posted by yasu at 16:02