2019年02月07日

さようならワイルドナイツ

ラグビーのパナソニックワイルドナイツが、群馬県太田市から埼玉県熊谷市龍舞町に拠点を移すようです。

移転は今年の秋に行われるラグビーワールドカップ日本大会後の予定。

パナソニックワイルドナイツの歴史をたどると、1960年、群馬県邑楽郡大泉町に本社のある東京三洋電機のラグビー部として創設されたのが始まりです。

その後、三洋電機ワイルドナイツとなり、1997年、群馬県太田市龍舞町にホームグランドを構えます。

そして、2011年、三洋電機がパナソニックの子会社になり、2012年にはチーム運営がパナソニックに移管されました。


群馬県と長い歴史があるのになぜ埼玉県に?
太田市龍舞町には、三洋電機時代のクラブハウスと天然芝2面の練習場があります。

なのになぜ埼玉県に移転するのでしょう。

それは地元にラグビー専用のスタジアムがなかったからでしょう。

太田市は陸上競技場の観客席を13億円かけて近く改修する予定だったようです。

しかし、2019年9月から行われるラグビーワールドカップに向けて、会場にもなる埼玉県の熊谷ラグビー場は、昨年大規模な改修が完了しています。

埼玉県もパナソニックを誘致したのでしょうが、パナソニック自体も専用のスタジアムを拠点としたかったのだと思います。


移転は残念ですが、パナソニックワイルドナイツから11人もW杯の日本代表候補に選ばれていますので、応援します!



Posted by yasu at 12:14